ここでは「未払い賃金=サービス残業」という意味である。
残業代というのは、支給されないか、
もしくは支給されても事業主の勝手な計算で削っていることが
ほとんどの業界で横行している違法行為(労基法120条1項)である。
そして時効(労基法115条)があるという事を知ったのは平成19年に入ってから。
私が知識として冒頭のことを学習してから1年以上が経過した。
もう1度、書いておこう。
支払っていない賃金があるだけで犯罪なのである。

それまでの私は
「残業は上司からの指示または命令(業務命令)がないとやらなくて良い」
という解釈だったので、削られる事は分かっていながらも嫌々やっていた。
いや、やらざるを得なかったという方が正しいか。
仕事が終わらないという理由だけで。
ここまではどの業界でもどんな職種の人も感じていることだと思う。
ここから先は、私が未払い賃金(サービス残業代)を取り返すまでの
一連の出来事をこと細かく書き記していこうと思っている。

但し、実際の進行状況をリアルタイムで書くと危険である。
インターネットの世界はどこで誰が見ているか分からないから。
従って若干遅れ気味で書くことをお許し頂きたい。
私がこのプロセスを公開しようと思った理由はただ1つ!
残業代は個人でも取り返せる、ということを
この事実を知らない人にも伝えたかった。

・・・これだけである。
今もどこかでサービス残業を強いられている人達の中から、
1人でも良いからこのページにたどり着いてもらえば幸いである。
金額の大小ではなく、
未払いの残業代を取り返した事実を残すことに意義があると考えている。
私は法律の専門家ではなく単なる1個人である。
従って、法律用語や解釈(表現方法も含む)について、正しくない事があるかもしれない。
その点については寛大な姿勢でご覧頂くと共に
是非とも正しい知識等をお教え願いたいものである。

いずれにしても・・・。
「タダ働きはしない」
「残業代は1円残さず取り返す」という
強い気持ちを持ち続けることが最も大切である事は言うまでもない。

1.就職前から気を付けておくこと
2.就職当日から続けてやること
3.取り返し始めてからの時系列記録
4.参考サイト一覧



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