ダイエーから「オレンジアタッカーズ」に改名する時のニュース
■http://www.yoko2.com/essay2/essy_2_48.html より引用・抜粋■
この4月1日をもって、私がこの冬にメンバーの1人として戦ったダイエーは、
そのチームの歴史に幕をおろし、新生 「オレンジアタッカーズ」
としてスタートしました。
形態としては、ダイエーの名はチーム名からとれたものの、
ダイエーグループの中で存続し、第5回Vリーグに出場することも承認されています。
唯一、今までと違うことといえば、選手全員がチームとプロ契約をする、
プロスポーツの集団になったということでしょう。
内容としては、バレーボールだけを仕事として給料をもらっているのだから、
今までと何ら変わりはありません 。
しかし、今回はっきりプロだということを提唱したことによって、
チームのマネジメントシステムが大きく変化する方向へと扉が開かれたのではないでしょうか。
日本の女子バレー界は、
今まで各企業の経済力によって支えられれきた部分がたくさんあると思います。
各チームの選手、スタッフはもちろんのこと、
協会もその恩恵にあずかることは、計りしれないものがあるでしょう。
企業が莫大(ばくだい)な力を擁していることは、素晴らしいことです。
しかし、その“大樹”の存在がいつしか当たり前のものとなり、その木陰で涼むことだけを考え、
それになれてしまった日本のバレー界にとって、
プロチームとなったオレンジアタッカーズの存在がどのような効果をもたらすのかが楽しみです。
「勝ち続けるチームが好き」 というメッセージがありましたが、
これは真の力はすべての物事を超えて必ず頂点に立てる世界があることを立証してもらいたい、
という願いも入っていると思います。
フロンティアスピリットを持つ大和撫子(なでしこ)たちは、道なき道を進み始めました。
少しずつ、でも確実に自分たちの足で・・・。
(デイリースポーツ'98.6.2 ヨーコ・ゼッターランドのスポーツ東西見聞録より)
■http://member.nifty.ne.jp/naruru/NEWS.htm#DAIEI_3 より引用・抜粋■
注目されていたダイエーのVリーグ残留が、5月2日の常務理事会で正式に認められた。
これにより、ダイエー女子バレーボール部としては5月一杯をもって休部となるが、
6月から前回の報道通り、オレンジアタッカーズとして新スタートを切る。
ダイエーは、黒鷲を最後に休部の予定から一転し、
グループ企業による協力という形でチーム存続を図っていた。
その内容は、グループ企業の約75〜80社が出資し、「株式会社
オレンジアタッカーズ」 を設立、
国内初のプロチームとなり、選手は全員がプロ契約となるというもの。