DHAさんからのご投稿です(2006年1月31日)。
皆さんにもお知らせしたい部分を抜粋して転載します。
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今期のパイオニアですが、セリンジャー監督は
「ミスを恐れない攻撃型のバレー」を標榜されているようです。
さらに結果を恐れずクリエイティブなバレーを構築したいのだろうと想像しています
(例・フールマン選手のレフトオープンや栗原選手のワンレグ攻撃などポジションに拘らないバレー)。
この姿勢に私は大いに共感しています。

シーガルズですが、選手たちがクールなのは
プレーごとに一喜一憂して心の振幅が大きすぎるとプレーに影響が出る、
という考えがあるのではないかと想像します。結果としてこのチームは失点が少ない。
あと個人の技術の素晴らしさ(オバーパスが皆上手い)。
セリンジャー氏もほめていましたが岡野選手は本当に上手です。
Bキャッチになったときどうアタッカーを使うかがセッターの腕の見せ所と思いますが、
彼女は思いもよらぬトスを上げます。

日立佐和の吉田監督はかつてのユニチカの伝統を受け継いだ方です。
ユニチカは普通の選手を鍛えに鍛え抜いて一流選手にしてしまうという伝統がありました

(小川選手・水原選手・広瀬選手・松下選手など)。
エリート集団の東レやNECが勝つのは当たり前(高校時代の大山・荒木・木村・有田・高崎選手などは
野球で言えば松坂や松井みたいなものです)。

リヴァーレのバレーにはかつてのユニチカの粘りが少しですが垣間見れます。
そのことをうれしく思います。リベロの井野選手は将来が楽しみですね。

PFUの特徴は非常に男子的なパワフルなバレーと、
5人が横一列に並んだサーブレシーブフォーメーションにあります。
しかも今期はアタックラインの1メートルぐらい後方まで選手を前に上げて、オーバーパスで処理しています。
こんなチーム他に観たことありません。何か新しいことをやるんだという志はいいですね。

柏エンゼルクロスの監督吉田さんは元日立でモントリオール五輪の金メダリストです
(要するに吉原選手の大先輩に当たる方です)。
旦那さんは前米国女子チーム監督の吉田敏明氏です。
このチームは3年で現役卒業というルールがあるので、選手が皆若いんですよね。

それにしても週6時間しか練習しないでちゃんとしたチーム作り(エンクロのバレーは真面目です)が
出来ているというのは、毎日6時間も7時間も練習するであろう実業団チームの、
練習方法について考えさせられるものがあります。

三洋の丸山さんですが、東芝シーガルズ時代全日本候補にもなったことがあったはずです。
昨シーズン優勝できたのも丸山選手の加入が大きかったと感じました。