2006年1月17日の東スポより転載。
《ヨーコゼッターランド氏の連載コラム》
お正月ボケしている間にも世の中の動きはどんどん進み、時々ドキッとすることがあったりします。
先週末はそんな出来事が続いて「プロとは何ぞや」
「エンターテイナーとはなんぞや」と改めて考えさせられた次第です。
1つ目はバレーボール。
全日本代表メンバーの1人でアテネ五輪にも出場した大友愛選手が結婚、
そして妊娠2か月である事を発表し”休養”に入りました。
ごくごく普通(最近は普通の判断基準が難しいですが)にいけば大いに祝福される事ではありますが、
大友選手の現状を見ればかなりのヒンシュクものです。
所属チームはVリーグで熾烈な戦いを繰り広げているのですよ。
YAWARAちゃんのように個人競技ならまだしも
密集度の高いバレーのような団体競技は、個人はあってないようなもの。
一個人が人間として幸せになる権利は守られるべきだと思うけど、
主張するなら果たすべき義務があるハズである。
実力が伴わないうちにスターダムに押し上げられたのは
本人の望まぬ形だったかもしれないけれど、
おかれた立場から言えば所属チームや代表としての責任、
スポンサーやファンのことを熟慮して個人の行動をとらなくてはならないわけです。
女性アスリートとしてだけではなく、
プロフェッショナルな選手、そして社会人としても
大きな「喝!」マークを大沢親分につけていただきたいものだと
深いタメ息が出てしまいました。
もう1つは療養中の長嶋さんが本当に久しぶりで公の場に姿を現し、
そして予定外の野球指導を子供達に行ったというニュースです。救われる思いでした。
ご自身にとって、おそらく一番居心地のよい場所であろう球場で
野球少年と接するのは最高のリハビリといえるでしょう。
とはいえトップアスリートとして、また監督として長く現場で体を動かしてきた方が、
不自由さを抱えたまま多くの人の前に姿を見せるのは大変な勇気がいることだと思います。
本物のスターとは何を求められているかを常に敏感に察知して、
その期待にできる限り応えようとする長嶋さんには本当に頭の下がる思いです。
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面白いのが皆さんの反応ですな。いや本当に。
批判・中傷が禁止されているNEC公式ページの掲示板では、
全てが「ユウさんご結婚おめでとう」とか「お幸せに」という内容。
それに対して、半公式とも言うべきトレーナー・岩崎由純さんの掲示板は
批判・中傷のものも多く、一時中断になった様子でござる。
ちなみに岩崎さんのホームページはこちら(別窓)からどうぞ。
他チームファンのブログも「アホ」とかそんなのばかり。
この辺の所は「本音と建て前」のなのかもしれないね。
公式掲示板では「お幸せに」と書いている人が、
他では「バーカ」と書いているのなんて、たぶん沢山いるだろうしね。
まあ個人の問題だから、1ファンがこんなインターネットの片隅で
書いても何も変わらないと思うけど、NECには問題が多すぎるわよね。
規則等が緩いのかと思ったら、意外と規制は強いらしいしね〜。
栗原恵選手退団 2004アテネ後、パイオニアへ移籍
河村恵選手退団 2005シーズン後にタレント転向
高橋みゆき選手 2005WGP後イタリアへ渡るが戻るかどうかは「?」だわね。
選手名忘れた 2006シーズン前に元選手がAV女優へ転向
そして今回のできちゃった婚。
あーあ、かつての名門チームが落ちぶれたもんだな〜。
ま、私には関係ないから別に良いか!