全日本女子バレー「継承される自信と誇り」
日本文化出版発行のワールドカップ2003プロモーションビデオ

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オリンピックってすごいものだし、ホントに、あの、誰もが味わえることじゃないものだから。
絶対に、今、チャンスがあるわけじゃない、みんなに・・・。
だから、チャンスがある時にやっぱり取らなきゃいけないからさ。みんな、そういう気持ちで、
本当に歳は関係ないっていうけど、ホントにコートに立ったら、18も33も25も26も、
みんな関係なくなっちゃうから、本当に強いものが残らなきゃいけなくなると思う。
だから、あの、他の強いチームにも勝てると思うし、ワールドカップ優勝・・・、
とにかく絶対に(オリンピックに)行くんだっていうのと、ワールドカップ優勝、もう今はそれだけ、
今年はそれだけで良いから、とにかくワールドカップ優勝、それを目指してみんなで1つずつ積み重ねていきましょう。

   食堂のようなところに選手を集めてかみ砕いて言い聞かせているような感じです。
   どの選手も何回も頷いているようです。この場面はテレビでも何回か放映されたように記憶しています。
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まずは、その、11月のワールドカップですよね。
そこに自分の最高のコンディションを持っていきたいなって思ってるんで・・・。
残り少ないっていうのは自分でも分かってるから、バレー人生が。
だから本当にもう、いつやめても後悔しないようにしようと思ってます。
だから今、自分がもし「今すぐやめろ」と言われても全然後悔してないし、
そういう風でいたいなって思ってるから・・・。


   この場面は、益子直美さんに室内でインタビューされている時の発言です。
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とにかく「勝つチーム」にしなきゃいけない、っていうか・・・。
個人的なことを、私がポジションを取って私が活躍してとか、そういう事を言ってる場合じゃなくて・・・。
もうホントに危機っていうか、やっぱり、もう、ここでホントに、あの、オリンピックに出ないと、ホントに
バレー界は大変なことになってしまうので、もう個人的なことより、とにかくチームが勝てば・・・。
勝てれば良いっていうか・・・。勝つ方へ持っていかなきゃいけないんで。

私は、とりあえず2回、あの幸運なことに(オリンピックに)行かしてもらったんですけど、
やっぱり・・・みんなの夢だし、アスリートとしちゃ最高の舞台だと思うんですよね。
行くのと行かないのとではホントにもう全然違うし、やっぱりオリンピックに出て「私は日本人なんだ」っていうのを
すごい感じたし、何か口では言い表せない“すごいもの”だから、
私だけとかじゃなくて、皆に味わってもらいたいし、そして、それをまたズッと下に伝えていってもらわないと困るし。
だから、本当にやっばり行きたいし、日本中の人もそう願っていると思うし・・・。


   貝塚の体育館のコートと思われる場所でのインタビューです。
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