24回日本リーグ

《参考資料1》
《参考資料2》
《参考資料3》 2005年1月10日に追記




《参考資料1》
1993年3月25日・日本文化出版発行
「Believe in Dreams 夢を信じて・中田久美著」の
153ページ〜154ページより、引用・抜粋。
この本の中で、中田久美さんは吉原選手のことを「トモ」と呼んでいます。

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試合が始まると、トモがスランプになってしまった。
トモは繊細な選手で、自分の中で考え込んでしまうような子だったので、
ほっておいてはダメになってしまうと、私は心配になった。
セッターの立場からも、センターのトモは大切なポジションだった。
私は、トモが思っていることを聞かなければ、と思った。
彼女が何を不安に思っているのか、を知ろうと思った。
それに、私と話をすることで、トモが何かふっ切れたり安心すれば、
それだけでもいい。とにかく1人にしてはいけないと思い、私はトモに声をかけた。
「トモ、明日、泊まりに行ってもいい?」
「えっ、ほんとですか?来てください、来てください」
トモは、歓迎(だったのかな?)してくれた。トモは世話好きでマメな子だ。
そうなると、私の布団から何から全部用意しておいてくれた。
いっしょにご飯を食べたり、夜は「今日は由美さんたちのビデオを観ようか」と言っては、
かつてトモと同じポジションだった由美さんのプレーをいっしょに観た。
「こういうときは、こうすればいいんですよね」
「そうだよ。由美さんはこうしてた」
リーグ中、試合のない日は自分の部屋に荷物を取りに月曜日だけ帰って、
あとはほとんどトモの部屋にいた。
そうしていくうちに、試合をやっているトモの顔が変わってきた。
いっしょにやっていて“大丈夫だ”というものが伝わってくる。私はホッとしていた。
そして、日立は1敗しただけで優勝の瞬間を向かえることが出来た。
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《参考資料2》…2004年5月31日に追記

月刊バレーボール91年(平成3年)3月号
20ページ
30〜31ページ
166ページから167ページ

■第24回日本リーグ・日立の戦跡


◎第2週

1月12日(佐久市総合体育館)
日立 3(15−7.15−6.15−6)0 ダイエー


1月13日(長野運動公園総合運動場総合体育館)
小田急 3(15−12.4−15.8−15.15−8.15−8)2 日立


◎第4週

1月26日(名古屋市稲永スポーツセンター)
日立 3(15−4.15−8.15−2)1 ユニチカ


1月27日(津市体育館)
日立 3(9−15.15−8.15−2.15−3)1 東洋紡


◎第5週

2月2日(山形市総合スポーツセンター)
日立 3(15−12.15−5.13−15.16−14)1 ダイエー


2月3日(山形市総合スポーツセンター)
日立 3(15−2.15−8.15−10)0 東芝






《参考資料3》・・・2005年1月10日に追記

バレーボールマガジン91年(平成3年)4月号
・巻頭特集「24回日本リーグ女子」の部分
・134ページ〜136ページ


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他のデーター(個人記録等)については判明次第、出所を明記して掲載いたします。