全日本女子バレーボールチーム・ヨーロッパ遠征メンバーリスト
■参考URL
http://www.jva.or.jp/japan/aw-members200406.html
http://www.jva.or.jp/japan/aw-schedule200406.html
サイト内での階層変化が考えられるので、リンクは設定していません。
戦跡等に関しては、後日、書籍等で確認したら出所を明確にして記載いたします。

■期間 2004年6月6日〜6月26日
6月7日〜13日 モントルーバレーマスターズ
6月15日〜19日 イタリア国際親善4カ国対抗 (日本、イタリア、ブラジル、ポーランド)in Courmayeur
6月23日〜24日 国際親善試合 vsギリシャ

■スタッフ
団長 河西 昌枝
監督 柳本 晶一
コーチ 西村 良孝
ドクター 古澤 豊
レフリー 田野 敏彦
トレーナー 若森 真樹
トレーナー 高原 瑜元
トレーナー 岩下 順一朗
マネジャー 中村 和美

■選手

1 吉原 知子
2 辻 知恵
3 成田 郁久美
4 佐々木 みき
5 大村 加奈子→横山友美佳(東京・下北沢成徳高)
7 竹下 佳江
8 筒井 視穂子
9 高橋 みゆき
11 佐野 優子
12 杉山 祥子
13 大友 愛
14 大山 加奈
16 栗原 恵
17 荒木 絵里香

※吉原選手と筒井選手は、
 モントルーバレーマスターズ(MVM)の出場12名には登録しませんがチームと帯同します。

イタリア国際親善4カ国対抗 (日本、イタリア、ブラジル、ポーランド)in Courmayeur
■参考URL
http://www.jva.or.jp/world/2004/europe/results.html

■開催期間
6月17日〜6月19日

■参加国
イタリア、ポーランド、日本、ブラジル

■全日本チームの戦跡・・・2勝2敗の第3位

《第1戦/6月17日(木)/クールマイヨール(イタリア)》
日本 0(14−25.25−27.25−27)3 イタリア

日本チームのスターティングメンバー(第1セット)
高橋 栗原 杉山
大友 大山 竹下
リベロ/佐野


《第2戦/6月17日(木)/クールマイヨール(イタリア)》
日本 3(25−21.25−22.23−25.25−21)1 ポーランド

日本チームのスターティングメンバー(第1セット)
高橋 木村 杉山
大友 大山 竹下
リベロ/成田


《第3戦/6月18日(金)/クールマイヨール(イタリア) 》
日本 0(17−25.15−25.18−25)3 ブラジル

日本チームのスターティングメンバー(第1セット)
高橋 木村 杉山
大友 大山 竹下
リベロ/成田


《3・4位決定戦/6月19日(土)/クールマイヨール(イタリア)》
日本 3(14−25.19−25.25−22.29−27.15−22)2 ポーランド

日本チームのスターティングメンバー(第1セット)

栗原 木村 荒木
大友 大山 竹下
リベロ/成田

3日間に亘るリーグ戦の結果、ブラジル・イタリアが決勝戦、
日本・ポーランドが3位決定戦を行うことになった。
平均年齢20.7歳という若いメンバーで臨んだ日本は第1、第2セット、歯車がうまく噛み合わず、
ミスを連発してあっさりポーランドに2セット連取された。
第3セットに入りようやく自分たちの形が出始めた日本は、途中から入った杉山が連続ポイント。
さらに大友も持ち味を生かした高さと速さのある攻撃を次々と決め、このセットを奪った。
第4セットはどちらも譲らず一進一退の攻防が終盤まで続くが、
要所を締める大友の活躍で、29−27と日本が接戦をものにしてフルセットへ持ち込んだ。
ファイナルセット、栗原のスパイク、大友のバックアタックなどで日本が序盤大きくリード。
このリードを最後まで守りきり、2セット失ったあとに3セット奪い返す大逆転でポーランドを制した。
日本はイタリアでの女子4ヵ国対抗の全日程を終了。2勝2敗の3位でこの大会を終えた。


国際親善試合 vsギリシャ
■参考URL
http://www.jva.or.jp/world/2004/europe/results.html

■開催期間
2004年6月23日〜24日

■全日本チームの戦跡・・・2戦2勝

《第1戦/6月23日(水)》
日本 3(25−21.18−25.25−14.25−15)1 ギリシャ

日本チームのスターティングメンバー(第1セット)
高橋 佐々木 杉山
大友 大山 竹下
リベロ/成田

戦評
第1セットは初顔合わせということもあり、両チームとも様子を伺いながら進む。
中盤から日本は杉山・大友のセンター線のワイド攻撃や高橋の速い攻撃がよく決まり、25−21で先取した。
第2セットに入ると、ギリシャのジャンプサーブにサーブレシーブを乱されたり、
イージーミスをするなど、自失点を重ねた日本は18−25でこのセットを落とした。
嫌な流れを変えたい日本は第3セット、高橋に代え木村、杉山に代え吉原、レフト戦には佐々木・栗原を起用する。
序盤から竹下、吉原、栗原のサーブポイントで8−3とギリシャを引き離すと、
その後も木村の安定したレシーブからリズムをつくり25−14であっさりこのセットを奪った。
第4セットも日本の好サーブでギリシャの守備陣を崩して着々と得点を重ね、
最後はキャプテン吉原のサーブで締めくくった。
セキュリーティーの関係で観客、報道関係者が一人もいないスタジアムでのゲームだったが、
8月のオリンピック本番に向け収穫の多い試合となった。

《第2戦/6月24日(木)》
日本 3(25−19.25−17.25−27.25−15)1 ギリシャ

日本チームのスターティングメンバー(第1セット)
木村 栗原 吉原
大友 佐々木 竹下
リベロ/成田

戦評
日本は前日に引き続きセットカウント3−1で地元ギリシャを下し、3週間に亘る長いヨーロッパ遠征を終えた。
第1、第2セットとも日本はギリシャの高いブロックにつかまる場面もあったものの、
終始日本ペースでゲームが進み日本が連取した。
第3セット、日本は木村に代えて高橋を投入。
高橋の持ち味であるスピードを生かした時間差攻撃が次々と決まり8−2とギリシャを引き離す。
しかし、ここからギリシャの思い切った強いサーブにサーブレシーブが乱れた日本はコンビバレーを封じられ、
接戦の末25−27でこのセットを落とした。
第4セットは高橋の好サーブや大友の連続ブロックでポイントを重ね、日本が波に乗る。
エース栗原もきれのよいスパイクを相手コートに叩き込み、25−15で日本が圧勝した。

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