1990年(平成2年)グッドウイルゲームズ


《参考資料》
バレーボールマガジン90年9月号の138ページと「60〜69ページ」


■遠征期間 出発は7月17日、帰国は7月28日

■開催期間 7月20日〜26日

■開催地 アメリカ・ワシントン州

■会場  スポーケン・コロシアム

■参加国 中国、キューバ(ジュニア)、日本、ペルー、ブラジル、カナダ、ソ連、、カナダ、アメリカ

■最終順位 

1位 ソ連
2位 中国
3位 ブラジル
4位 ペルー
5位 アメリカ
6位 日本
7位 カナダ
8位 キューバ(ジュニア)

■全日本女子メンバー

佐藤伊知子
益子 直美
金子 志保
大林 素子
鈴木 晶子
名取 知恵…ワールドカップ2003でチームメートとなった辻知恵さんのこと
坂本 清美
松川 一代
吉原 知子
福田記代子
斎藤真由美

■60〜69ページの特集レポート(荒木田裕子氏)

《7月20日17時試合開始》
日本 3(12−15.15−6.15−8.15−7)1 キューバ・ジュニア

吉原選手はこの試合のスタメンで出場している。
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日本は斎藤のポジション(センター)に吉原、
いまだにポッカリあいている福田の対角(レフト)には全日本初登場の坂本清美、
その他は大林(セッター対角)、名取(セッター)、鈴木(センター)のスタメン。
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というレポートがあることで分かる。

《7月22日17時試合開始》
日本 0(6−15.8−15.12−15)3 ペルー

吉原選手はこの試合もスタメンで出場している。
25日のレポートで「これまでと同じスタメンで」という記載がある。
すなわち、センターでのスタメン出場だった。
床に「GOODWILL」というアルファベットの一部が見えているので、
この大会のものであるというのが判断できるだろう。

《7月23日12時試合開始》
日本 0(6−15.15−17.6−15)3 中国

吉原選手はこの試合もスタメンで出場している。
25日のレポートで「これまでと同じスタメンで」という記載がある。
すなわち、センターでのスタメン出場だった。
荒木田氏のレポートには「日本は試合開始から気合いは入っているが、
サーブレシーブが乱れると歯止めがきかない」という意味のことが書かれている。

《7月25日10時試合開始》
日本 3(15−7.17−15.15−8)0 カナダ

吉原選手はこの試合にスタメン出場している。
この日のレポートに「これまでと同じスタメンで」という記載あり。
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第2セット中盤からやっと目を覚ましたのか、本来の調子が出てきたカナダは
(中略)
日本は中盤から、吉原に代えて斎藤をセンターに起用。
(中略)
最後は新人・坂本清美の強打で粘るカナダを突き放した。
カナダのミスで第3セットの序盤を6−1とリードした日本だが、吉原・坂本が
サーブでねらわれ一気に7−7とされる。
(中略)
メダル獲得はならなかったが、グッドウイル最終戦だし、良い試合をしてほしいと思う。
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《7月26日12時試合開始》
日本 2(17−16.6−15.7−15.15−1.11−15)3 アメリカ

荒木田氏のレポートには書かれていないが、別ページの監督インタビューの中に
この「グッドウイル大会」のアメリカ戦に吉原選手を起用したという記載がある。
58ページの「米田一典・全日本女子監督に聞く」という記事の中に書かれている。
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後半合流した斎藤の腰の具合が良くなかったので
(中略)
第1セット、いきなり0−10とアメリカにリードされ、金子を名取に、佐藤を坂本清美に、
斎藤を吉原に代えて投入した。
(あとは省略)
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これでこの試合に吉原選手が出場していたことが分かった。