http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20070408-OHT1T00205.htm

ナックルボーラー、フェルナンデス10失点

◆ヤクルト15−5広島(8日・神宮)
初登板のナックル投手、広島のフェルナンデスは散々な出来だった。
6回途中まで12安打3四死球で10失点の大乱調だった。
ブラウン監督は「ナックル投手は日によって当たりか外れかの投球をする。我慢して見ていく」と話した。





http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20070408-OHT1T00204.htm

藤井、今季初○もチームに「申し訳ない」

◆ヤクルト15−5広島(8日・神宮)
ヤクルトの藤井は今季初勝利に「うれしいけど申し訳ない」。
打線に援護をもらいながら、不安定な内容での6回3失点を振り返った。





http://www.yakult-swallows.co.jp/red_mpl/topicsView2.cgi?TYPE=N&SEQ=8858&COOKIEDATE=20070409

青木選手&宮本選手、3ラン含む猛打賞と大暴れ!!

8日の広島戦、開幕から7試合連続安打と好調の青木宣親選手が、
3ランホーマーを含む6打数3安打4打点と活躍しました。
前日まで7試合連続安打、そして打率.500、2ホーマーと好調をキープしている青木選手。
第1打席は内野ゴロに抑えられますが、3点を奪い逆転した後の2回裏、一死二、三塁で迎えた第2打席、
広島先発のフェルナンデス投手がカウント2-1から投じたナックルをとらえ、
レフト前へ4点目となるタイムリーヒットを運びます。
開幕からの連続試合安打を8試合に伸ばすとともに、続く飯原選手の打席で今季初の盗塁も成功させ、
昨季盗塁王としての貫禄を見せます。
そして、4対3と1点差に迫られた6回裏、
代打・真中選手のレフト前タイムリーヒットで1点を追加した直後に迎えた第4打席、
フェルナンデス投手がカウント0-2から投じた変化球をレフトへ流し打ち。
青木選手本人が「入ると思わなかった」という打球はレフトスタンドへ飛び込む、
6日広島戦以来2試合ぶりの3号3ランとなりました。
「(打ったのは)全部ナックルです。(ホームランは)揺れながら縦に落ちてくるヤツでした。
風があってうまく入ってくれた。意外に伸びましたね。しっかり振り切った結果だと思います。
(フェルナンデス投手のナックルは)いろんな変化があってやっかいでした。
慣れるまでどういう風に打ったらいいかを考えました。
(今季初盗塁は)いつも狙っていますけど、
今まではクイックがうまいピッチャーやけん制がうまいピッチャーが相手だったり、
バントのサインが出ていたりと、(走れない)状況が重なっていました。
(自分の盗塁数より)チームとして動いているので、走れるときに走ってチームに貢献したい」
また、7回裏二死からの第5打席でもセカンドへの内野安打をマークすると、
第6打席はいい当たりのライトライナーに倒れましたが、この日は6打数3安打(1本塁打)4打点と大暴れ。
開幕8試合で28打数14安打の打率.500と、好調をキープしています。
青木選手は、「いつもは4月の調子が悪いけど、今年に限ってはいい状態で臨めています。
自分のポイントまで待って振っているのがいいと思う。
(打率は)まだ始まったばかりですし意識していません。
とりあえず一打席一打席を大事にという考えで集中しています」と振り返っていました。

ベンチからさい配を振るった古田選手兼監督も
「ボールを見極めて集中力を高くやってくれている。監督として注文はない。
ケガをしないようにやってほしい」と、その活躍ぶりに、喜びの表情を見せていました。

◆6回裏、先頭打者としてライト前ヒットを放ち、
代打・真中選手のレフト前ヒットで5点目のホームを踏んだ宮本慎也選手。
その後、打者一巡し、二死一、二塁のチャンスでこの回2度目の打席に入ります。
広島2番手・宮崎投手がカウント1-2から投じた142キロのストレートを強振すると、
打球はレフトスタンドへ飛び込む1号3ランホームランとなりました。
3回裏の第2打席でもフェルナンデス投手からレフト前ヒットを放っており、
このホームランで今季初の猛打賞となる3打数3安打(1本塁打)3打点の活躍を見せました。
「(ホームランは)たまたま感がある(笑)。
ここ1週間、状態が良くなかったので、戻そうと思って、緩い球を練習していたら、
(相手投手がフェルナンデス投手で)試合でも緩かったね」





http://www.yakult-swallows.co.jp/red_mpl/topicsView2.cgi?TYPE=N&SEQ=8857&COOKIEDATE=20070409

藤井投手、自身のバットで決勝打! 6回3失点で今季初勝利!!

8日の広島戦、藤井秀悟投手が中6日で先発しました。
前回1日の中日戦(ナゴヤドーム)で初回に3連打を浴びるなど3失点で苦しい立ち上がりとなった藤井投手は
「この間、失敗したんで、思いきり腕を振ることだけを考えて投げました」と、
初回から気合いのピッチングを展開。先頭打者の梵選手から空振り三振を奪うと、
二死後、前田選手を高めのストレートで空振り三振に仕留めます。
課題の初回を三者凡退に抑え、マウンド上で小さくガッツポーズを見せました。
2回表、新井選手にバックスクリーンへ先制弾を運ばれますが、
後続は躍動感あふれるピッチングで凡打に打ち取ると、その裏、福川選手の押し出し四球で同点に追いつき、
なおも一死満塁のチャンスで藤井投手に打席が回ってきます。

100キロ前後のナックルボールで打者を翻ろうする広島先発・フェルナンデス投手の初球、
106キロのナックルを引っ張ると、打球はファースト栗原選手のグラブをかすめてライト線に転がる長打コース!
2者を迎え入れる勝ち越しのタイムリー二塁打となりました。
「初球からどんどん振っていこうと思ってました。打球は弱かったけど、飛んだ方向がよかったですね。
バットに当たれと思って振ったのが当たってくれてよかった」
続く青木選手にもタイムリーが出て、藤井投手は3点のリードを背に3回表のマウンドへ。
一死から梵選手、大須賀選手に連続安打を浴びるも、
前田選手をカウント2-1から低めのチェンジアップで2打席連続の空振り三振に仕留めるなど無失点で切り抜けます。
5回表に大須賀選手のタイムリーと前田選手の犠牲フライで2点を失いましたが、
藤井投手は6回まで104球を投げ、被安打8(被本塁打1)、奪三振7、無四球の3失点でリードを守ったまま降板。
その後も打線が爆発し、今季初勝利となる1勝目を獲得しました。
「ピンチもいっぱいあったけど粘れました。(ヒーローインタビューは)こんな結果なのに申し訳ないです。
他にもいっぱいいるのに… 今日はみんなが打ってくれて勝てました。
もう少し心配かけないように長いイニングを投げたいです。先に点もやってしまったし。
(今季初勝利については)ホッとしてますが、まだまだこれからなので。一歩が踏み出せたという感じです。
これからもみんなで打って守っていけたらと思います」

この日もベンチで指揮に専念した古田選手兼監督は
「藤井は(ピンチもあって)苦しんでたけど、点をとってもらって1つ勝ててよかった。
今日は打線が繋がりましたね。相手がナックルボーラーだったので、じっくり見るか、
積極的に行くか考えてたけど、みんな積極的に行ってくれた。
(6回裏に8得点の口火を切るタイムリーを放った代打の)真中がよく繋いでくれたね」と、
打線爆発に笑顔を見せていました。